バイナリーオプション攻略ブログ

詐欺まがいなバイナリーオプション業者、危険なバイナリーオプション業者は徹底回避がモットー!優良業者で正しく稼ごう。

Yバイナリー(Ybinary)を徹底調査

Yバイナリー(Ybinary)が最近すんごい目立っている!

f:id:anpanchi111:20151116143126p:plainYバイナリー(Y binary)  公式サイト→https://www.ybinary.com/

最近あちこちで広告やバナーを目にする事になった海外バイナリーオプション業者と言えばこの業者でしょう、Yバイナリー。これまで日本国内から海外のバイナリーオプション業者を使うと言えばハイローオーストラリア一択な雰囲気がありましたが、最近では広告の露出量の問題か、このYバイナリーがかなり目立っています。

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※上記はただの画像なため、アフィリエイトリンクではありません。

しかし、それもそのはず。このYバイナリーはこれまで類を見ない脅威のペイアウト率500%という取引を提供しており、バイナリーオプションのトレーダーならこのペイアウト率に注目しないわけにはいきません。

そこで、今回はYバイナリーがどんな業者なのかを徹底調査。

Yバイナリーの運営元情報

長年バイナリーオプション取引を行った人間であれば、この業者を見た瞬間からピーンときてるきてる人がいるかもしれません。しかし、その話は後にしてまずは運営元の情報を見たいと思います。

運営者名、電話番号等の記載について

一切なし。

会社概要をみましたが、これに該当するものは一切記載されていませんでした。

会社名、現在地の明記について

Broad Media LTD, Watergardens 6, suite. Gibraltar.

Yバイナリー公式ページのフッター部分に掲載してあります。ジブラルタルというイギリスの海外領土で設立された会社のようで、金融ライセンスについて問い合わせを行ったところ現在取得中との返答がありました。

 金融庁から既に目を付けられていた

ちなみにYバイナリー、既に日本の金融庁から「日本人に提供するなら日本のルールの元でやらなあかんで!はよ認可受けてや!」警告文が送られている模様です。あれだけ目立った広告があれば利用者もかなり多いのではないかと予想しています。

怪しいサイトなのか?=筆者の印象

警告されているってことは怪しいサイトなのか?と思う方もいると思いますが、入出金も早い(NETELLERを使って自信でやりました)し、プラットフォームも軽くて使い易い。非常にクリアなサイトな印象。ただし500%はハイリターンなだけに取引タイミングをミスるとなかなか勝てず、故に使いこなせたらヤバイ

 Yバイナリーのサービス内容はどうなのか?

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最低入金額 : 10,000円
最低取引量 : 1000円
ペイアウト率: 短期65%~ スプレット100%~ マックストレード500% 
出金処理期間: 最短1営業日(出金方法によって異なる)
安心要素  : NETELLER対応業者

やはり注目はハイローオーストラリアと一緒のスプレッドのある取引でペアウト率が100%(200%)であることと、マックストレードのペイアウト率500%でしょう。これらの取引を行うには時間帯によって上手く使い分ける事が必要ですが、慣れると利益率は一気に跳ね上がりそうです。

また、出金日数に関しても最短1日営業日とすぐに出金が可能な点も安心して利用できる要素になっていると考えられます。特にNETELLERを使った出金であれば、リアルタイムで出金を行う事ができるため、出金に関して業者とトラブルに陥るケースは少ないでしょう。

Yバイナリーを取り上げてるサイトも多数

やはり、人気どころなのかBO業者を取り上げている所でもYバイナリーをよく見ます。

binary-lab.com

www.beginner-binary.biz

xn--eckm6i4a8579dce1b.com

kaigai-binary.com

Yバイナリーが24オプションに似ている問題

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上記で少し触れましたが、長年バイナリーオプションを取引してきた投資家はYバイナリーのプラットフォームを見てピーンと来た方もいるでしょう。そう、このYバイナリー、非常に24オプションのプラットフォームに似ているんですよね!

24オプションのプラットフォーム自体はTRADOLOGIC社が提供するものですので、オプションビットやバイナー88といった他の海外ブローカーも利用しています。そのため、YバイナリーもTRADOLOGIC社と契約していて利用している分であれば似ているという問題は解決しますが、サイトデザイン自体が非常に類似しているので同じ運営元なのか?と一瞬目を疑ってしまいがちです。

タイミングが悪かった!?

そもそもなぜYバイナリー=24オプションと思ってしまったのかというのにはもう一つ理由があります。それは、24オプションの日本撤退を決めたと多くのメディアが一斉に情報を公開したとほぼ同時期にYバイナリーが出てきたからです。

しかもYバイナリーの「Y」は日本円の「¥」になっていることから、24オプションが日本向けに作ったサイトがYバイナリーなのか?という噂が広まりました。

運営元の情報も違うし、公表もされていない

ただし24オプション、Yバイナリー双方からなんの公表もされていませんし、運営元の情報やライセンスの有無などよく見ると異なります。ただ同じシステム(プラットフォーム)を採用しているというだけで、本当は全く関係ない会社なのかもしれません。

 

バイナリーオプションの攻略ツールに潜む危険性

攻略ツールを使ったシステムトレード

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FXでは主流の取引方法の一つであるシステムトレードシストレ)。

※広義では「 あらかじめ決めておいた一定のルールに従って、機械的・継続的にトレードする手法 」を言います。

そもそも機械的に取引を行う事をシストレと言いますが、自動売買ツールなどの攻略をソフトを利用する事=シストレと思っている方も少なくないはずです。また、バイナリーオプションの場合もFX同様、自動売買ツールなどの外部ツールを用いて取引を行う事ができれば、一つの戦術として確立出来る可能性も秘めています。

それでは、海外のトレーダーをはじめ、FXでは一般的な投資戦術の一つであるシストレバイナリーオプションでも可能なのでしょうか?

外部ツールの利用に注意が必要

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結論から述べましょう。ここでは海外業者を中心として話を進めますが、バイナリーオプション取引においてシストレを利用することは可能です。勿論自動売買ツールのような外部ツールを利用した取引も問題ありません。ただし、利用出来るのは一部の業者のみで、自動取引のような外部ツール自体を禁止している業者が多く存在します。

「ばれないだろう」「自動取引ツールを使ってる証拠がない」なんて甘い考えは捨てましょう。万が一にも自動取引ツールを利用した取引がバレた場合、もしくは機械的な取引ログが検出された場合、取引口座の凍結という最悪の結末が待ち構えているのです。

こうなると当然出金は愚か、取引口座にある資金で取引を継続することすらできなくなってしまいます。「口座凍結のリスクを背負ったうえで自動取引をやっているから問題ない」と腹をくくっているなら話は別ですが、そんな投資家は居るはずがありませんw

どうしても自動取引を用いた取引をやりたい場合は、事前に利用規約などを確認して自動売買や外部ツールと連携した取引が可能かどうかを調べるように、注意しておきましょう。

 ちなみに↓

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日本人の多くが利用していると思われる大人気のハイローオーストラリアさん。契約条件の中には上記のような記載がありますので、ハイローオーストラリアを利用する際に自動取引ツールなどを使ってしまうと口座が凍結する恐れがあります。ご注意を!

MT4などの分析ツールは外部取引ツールなのか?

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 外部ツールと言ったらこれはどうなのかと思う方も居るであろうMT4。FXや為替取引には欠かせないツールとして日本人の投資家にも広く利用されてきたツールです。

そもそもMT4(メタトレーダー)は海外では取引ツールとして利用されているのが主流ですが、日本ではこのツールを介して取引を行うというより、このツールで相場分析をしている人のほうが多いのかもしません。

つまり、取引ツールとしてMT4を利用するのではなく、分析ツールとして外部ツールを用いているわけです。これは規約的にも投資方法的にも何の問題も生じません。

というか、ここまで規制されてしまったら分析もくそもありませんね。投資ではなく完全にギャンブルをやらされている感覚に陥ってしまいますww

バイナリーオプション取引の際MT4を利用しようか迷っている方!MT4で分析を行う分には問題ありませんのでご心配なく!

使おうとしている取引ツールは大丈夫?問題

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海外の業者では外部ツールを介した取引は禁止している所が多いため、使わないほうが無難という方向でここまで話を進めてきましたが、百歩譲って外部ツールOKの業者があったとしましょう。しかし、その前に利用しようとしている(購入しようとしている)取引ツールは怪しいものではないか?という問題が挙げられます。

なぜなら自動取引のソフトウェアを販売又はレンタルする行為は、一般的には金融商品取引法上の投資助言・代理業に該当すると考えられ、金融庁や各管轄財務局等に金融商品取引業者(投資助言・代理業)としての登録を受ける必要があるからです。

もっと簡単に言えば、このようなソフトを提供するには金融庁の認可が必要なわけですね。

海外業者自体は運営元である所在国のルールにしたがって取引を提供しているのでまだ安心要素はありますが、取引ツールの販売元が日本だったらどうでしょう・・・?その場合、明らかに法律を無視して提供している怪しいソフトと判断せざるえないでしょう。

しかし中には海外業者向けに海外で作られた正規のライセンス?を所持した取引ツールがないとも言い切れません。その場合は事故判断で、事前に調べて使ってみては如何でしょうか。(あまりオススメはしませんが・・・)

どうしても自動取引したい場合はどうすればいいの?

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ここまで説明しても聞き分けの悪い方も居ると思いますwどうしても自動取引や取引ツールが利用したいという場合は、業者側がそのようなツールを提供している所を利用するというのも選択肢の一つです。

特に、国内のバイナリーオプション業者などはこの傾向が強く、「他の取引ツール規約違反だけど自社で作って提供しているのもに関しては無制限で使ってくれて構わない」という所は少なくありません。

私自身、国内業者を利用していないのでそういったツールがどのくらいの割合で利益になるのか試した事はありませんが、取引の難易度は度外して安全性だけで言えば国内業者のほうが不安要素は少なくできると思います。

しかし!

実はこのような取引ツールを自社で提供している海外業者も存在したりするんですよね。TOKYO MX武井壮しらべで紹介されていたOptionBitなんかがそうですが、そういった業者あれば、海外の業者でも問題なく取引ツールを利用することが出来る事を覚えておくといいかもしれません。

バイナリーオプションの被害、トラブルについて

海外バイナリーオプション業者は全て詐欺業者なのか?

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近年では「海外業者の方が稼ぎやすい」という理由から海外バイナリーオプション業者を利用する方が増え、それに伴い業者とのトラブル報告や被害報告が増えています。

もちろん海外に運営拠点を置く業者の全てが危ない業者というわけではありませんが、国民生活センターが海外業者の利用に対する注意を行う事態にまでなっているため、海外業者を利用する際はトラブルに巻き込まれないようにする知識が必要です。

ただここで一つ覚えておかなければならないのは、"海外業者=詐欺業者ではない"という事。悪態をつく一部の海外業者の影響で海外業者全体が「悪」というレッテルを貼られてしまっていますが、海外業者の中にも安心して利用できる業者多く存在するのです。

しかし、投資家としては稼げる業者で取引したいという気持ちが本音なわけですから、海外業者を利用する際はどのようなトラブルや被害が多いのか、もしくはトラブルをどのように回避するかという基礎的な知識をしっかり身に付けておかなければなりません。

 

よくある海外業者間とのトラブルってなに?

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そもそも海外のバイナリーオプション業者を利用することで、どのようなトラブル被害に巻き込まれるケースが多いのかを見ていきましょう。

【事例1】
 無料掲示板で「100万円ぐらいなら稼ぎ方教えます」という書き込みを見て、その書き込みをした女性に連絡をした。すると、その女性から連絡があり「いくら稼ぎたいか」と聞かれたので「70万円」と答えると、「私は今まで8,000万円ほど稼いでいるので簡単に稼げますよ」と言われた。その後、海外業者のサイトのアドレスが記載されたメールが送られてきたので、すぐに記載されたアドレスにアクセスして、氏名や生年月日、クレジットカード番号を入力し、サイト内のバイナリーオプション取引口座を開設した。最初に1万円を入金して取引を開始した。
 しかし、すぐに残金がなくなったため決済を繰り返したが、もうけることはできなかった。その後もお金を取り戻そうと取引を繰り返したが、残金がわずかになり不安になった。これまでの投資総額約50万円を返してほしい。
(2014年6月受付 20歳代 男性)

【事例2】
 ネットに「簡単に誰でももうかる」と書かれていたので、興味を持ち海外のバイナリーオプションのサイトに連絡した。サイトから電話が入り、担当者から「投資金額に応じて、サイトが同じ金額をプレゼントする」と言われた。10万円入れたら20万円分取引ができるので、元金がなくなる前に止めれば損はしないと思い、クレジット一括払いでバイナリーオプション取引に10万円投資した。
 ところが、途中で止めようと思い電話すると、「600万円分の取引をしないと解約できない」と言われた。とてもそんな取引はできないので「解約する」と言うと、解約担当に電話するよう言われた。解約担当に電話をすると、「解約には、免許証、公共料金の領収書、クレジットカードの両面を写真に撮って送るように」と言われ、言われるままに送ってしまった。その後は解約担当に電話してもつながらず、だまされたと思った。どうしても10万円取り返したい。クレジット会社に電話すると、「請求を止めることはできない」と言われた。どうしたらよいか。
(2014年8月受付 40歳代 女性)

 【事例3】
 SNSで「もうかる」との記載を見て、海外業者とFX(外国為替証拠金取引)のような取引をした。代金はクレジットカードで支払った。円相場が高くなるか低くなるかを予想するバイナリーオプション取引で、業者のホームページ上に円の相場状況が示される。しかし、リアルタイムの情報ではないようで不審だった。業者のホームページに作った自分の口座からお金を引き出したいと依頼したが、払ってくれない。業者の電話番号、住所は不明だ。その後、業者は無登録業者(注3)で、財務局から警告書(注4)が出ていることが判明した。解約したい。
(2014年8月受付 30歳代 男性)

 こちらは国民生活センターのサイトないで紹介されている実際に起こったトラブルの事例です。

【事例1】に関しては海外業者に問題があるというよりアフィリエイターとの問題で、悪い言い方をすれば「取引負けたからなかった事にしたい」と言ってるのと同じこと。これは業者とのトラブルではない気がするのでスルーしますが、主なトラブルとなっているのは【事例2】にある出金関係でしょう。

実は、「●●円分の取引実績がないと出金できない」というのは海外業者特有のもので、国内業者には存在しないボーナスシステムを採用している事が投資家との間に相違を招いてしまっています。

そもそもボーナスシステムとは入金額に対して提供されるものが殆どで、受け取ったボーナス金額は取引に利用することが可能です。【事例2】にも記載してあるとおり、10万円の入金を行ったらボーナス分の10万円が別途で追加され、20万円分の取引を行う事が出来るようになります。しかし、このボーナスを"無条件でお金が増えるもの"と勘違いして受け取ってしまうと、業者とのトラブルに巻き込まれ兼ねません。

 

ボーナスとは"無条件でお金が増える"ものじゃないのか!?

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結論から述べるとボーナス=無条件でお金が増えるものではありません。

考えても見て下さい。仮に入金しただけで資金が増えるなら、それを取引を行わずに出金してしまえば無条件で利益を得ることが可能となってしまいます。もっと言えば、入出金を繰り返すだけで資産は無制限に増やす事も出来るのです!しかし・・・当然ながらそんな事はできませんww

それができれば不労所得生活なんて夢ではなく現実になるわけですが、世の中そんな甘くないです。受け取ったボーナスは無条件で出金できないように、海外業者はボーナス付与と同時に出金に一定の条件を儲けてボーナスの濫用防止を行っています。

一定の条件が"取引実績"となる

ボーナスを受け取った際に発生する一定の条件とは何か。実はそれが【事例2】で挙げられているる「●●円分の取引を行わないと出金できない」という部分です。そのため無知でボーナスを受け取り、無条件で出金できるもの勘違いしてしまった場合はトラブルに発展する恐れがありますので、出金条件を予め確認するように心掛けることが大切です。

ボーナスの所持権はどこにあるの?

そうなると気になるのが付与されたボーナス額はどこに所持の権利があるのかという点ですが、実のところボーナスを受け取った際の出金条件を達成するまでは業者側に帰属しています。つまり、仮に不正や濫用が発覚した場合ボーナス事態を取り消す権利を業者側が所持しているのです。

実際のところ受け取ったボーナスは投資家が自由に使う事が出来るため、投資家からすると"自分のお金"という感覚があるかもしれませんが、出金条件を達成するまでは業者側のものだということを覚えておきましょう。

※豆知識※

ボーナスは業者に帰属するため、入金分までの金額ならボーナス条件達成前でも出金できる海外業者も多く存在します。そのため、仮に利益が出ている状況でも利益額はあくまで"業者に帰属しているボーナス額で捻出した利益"ということで出金できない場合があります。

 

財務省から警告が出ている業者ってなに?

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最後に【事例3】に書かれている無登録業者で、財務局から警告書が送られている業者という点について触れておこうと思います。

そもそも日本国内では海外所在業者であったとしても、日本の居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品取引を業として行う場合は、金融商品取引業の登録が必要であると義務付けられており、登録を受けずに金融商品取引業を行うことは禁止されています。

簡単に言えば、「日本在住の人にサービス提供するなら日本の法律守れよ!」ということ。つまり、その点で海外業者に金融商品取引業の登録をしてくれという警告を送っているというわけです。

日本のお偉いさん「海外業者でも日本在住の人にサービスを提供するなら日本の決めた法律の元で認可を取ってからやってくれ(# ゚Д゚)」

海外業者「Why?ボクらはボクらの国の法律のもとでやってるからYOUの国の法律押し付けられても困るヨー(^q^)」

日本のお偉いさん「それなら日本人が利用出来ないように日本語のプラットフォームは作るな!!(●`ε´●)」

海外業者「海外在住の日本語利用者(日本人)はYOUの国の法律関係ないヨー!何ワケわからない事言ってるのー( ゚д゚)ポカーン」

 

実際のやり取りはわかりませんが、おそらくこんな感じではないでしょうか。財務省から警告が出ている業者を詐欺業者と勘違いしている人がいますが、実際のところは日本人にサービスを提供するなら正式な手順でやってくれとお願いしているというのが正しい解釈です。

海外業者はなぜ金融取引業の登録をしないの?

ここで素朴な疑問を持った方もいるかもしれません。財務省から警告が出ているならなぜ登録しないのか?という問題です。答えは簡単で、日本の法律(金融商品に対する法律)は他の国の法律と比較しても厳しくてハードルが高いからです。

日本水準までサービスの質を落としてしまうと海外業者の旨味である本来のサービスをユーザーに提供できなくなるってわけですね。┐(´д`)┌ヤレヤレ

無登録業者を利用するデメリット

デメリットはトラブルが起きやすいと言う事に尽きます。日本の業者の場合、日本の厳しい水準をクリアしたうえでサービスを提供している(バイナリー事態の魅力は薄れますが・・・)ためトラブルに発展するような事は殆どありませんが、海外業者の場合は様々なトラブルが想定されます。

また、万が一業者が倒産した場合などの信託保全も整って居ない海外業者もあるため、海外業者を利用する際は予め細かいリサーチや資金管理方法を確立させておかなければなりません。

 

以上、本日は海外バイナリーオプション業者の被害やトラブルについてまとめてみました。

 

 

バイナリーオプション詐欺に注意!安全な取引を心掛けよう

バイナリーオプションとは?

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そもそもバイナリーオプションってなに?という方のためにまずはこの話から。

バイナリーオプションとは投資の一種で、最近話題になっている投資方法になります。"投資"と聞くと真っ先に思いつくのが『FX』『株』と言った王道なものだと思いますが、取引のルールが非常にシンプルなため、投資に対する知識が乏しい初心者でも気軽に始められるということで2011年頃から日本国内でも利用者数が激増した為替取引です。

取引ルールは非常にシンプルで、一定時間後の値動きを予測するというもの。もっと簡単に例えると、「今1ドル=100円だけど、10分後は1ドル=101円に上がってると思う?それとも、1ドル=99円に下がってると思う?」という取引になります。

一般的な株式や外国為替証拠金取引(FX)は、値段が「上昇する」か「下落する」かを予測し、その後の「値動き」に応じて「利益か損失」が確定し、その「値幅」に応じて「損益金額」が変動する。

バイナリーオプション取引の「ハイ・ロー」も、値段が「上昇する」か「下落する」かを予測し、その後の「値動き」に応じて「利益か損失」が確定する点は同じだが、「損益金額」は「値幅」によって変動することなく固定される。またレバレッジが無いので追証が無いのも特徴。よって、「最大損失額」を限定して取引できる。

考えても見て下さい。"上がる"か"下がる"かしかないわけですから、理論上勝率50%の取引(ギャンブルに近いですが…)で人気が出ないわけがない!パチンコや競馬などの公営ギャンブルと比較しても勝率の高さは比べ物になりません。

 

なぜ投資初心者に人気なのか?

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 FXのような金融商品があるにも関わらず、なぜバイナリーオプションが初心者に人気なのか。それは取引ルールが簡単な事もありますが、取引ルールだけで人気がでるとも考えられないのでいろいろ調べてみました。

  1. 資金が投資を行う事が出来る
  2. 取引時間が短い
  3. 借金(FXの追証など)が発生する心配がない
  4. 利幅が安定している
  5. まとめサイトでの過度なステマが勃発!

1.低資金が投資を行う事が出来る

 まず最初のメリットはFXなどの投資と比較して元手となる資金が非常に少ない事が挙げれます。上記のサイトに詳しく掲載されていますが、FXの場合はまともに投資をしようと思う場合30万円ほどの纏まった資金がなければ余裕をもって取引をすることができません。一方、バイナリーオプションの場合はその1/10の資金で済みます。

勿論30万円なければFXは始める事ができないというわけではありませんが、FXのアフィリエイターが書き連ねている「3万~5万円の資金」で利益を出すには初心者には至難の技です。

2.取引時間が短い

プロの投資家でもない限り、なかなか投資だけで生活というわけにもいきません。そのため仕事は仕事でやりながら投資で稼ぐ、家事の合間を見て投資をするというスタイルが主な投資スタイルです。

1回の取引も1分~15分程度で終わるため、「寝て起きたら強制ロスカットされていた…」「ずっとパソコンの前に張り付いている必要があるから大変だ」といった悩みがバイナリーオプションにはありません。

3.借金(FXの追証など)が発生する心配がない

投資をする時どうしてもネックになるのが損失額に対する不安でしょう。実際にFXで大きな損失を被り、追加証拠金(追証)に悩まされた投資家も少なくないはずです。

一方、バイナリーオプションの場合はFXとは違い、証拠金取引ではないので借金を背負う心配はありません。 手持ちの資金以上の取引しか出来ない仕組みですので、リスク管理は比較的やりやすくなっています。

4.利幅が安定している 

 利益額という面ではバイナリーオプションはFXには敵いませんが、値幅に比例して利益が左右されるFXと比較してバイナリーオプションは一定の利益幅を保っている取引だとも言えるでしょう。

5.まとめサイトでの過度なステマが勃発

一気にバイナリーオプションの人気が広まったのはやはり2ちゃんねるまとめサイトに寄る過度なステマが目立った他ありません。アフィリエイターが誘導目的で「ニートでも1000万稼げた」「1周間で400万稼いだ」と言った謳い文句に釣られてバイナリーオプションを始めた方も少なくないはずです。

当然バイナリーオプション業者との間にはトラブルも多発し、消費者センターから"海外業者の利用は避けるように"との通達が出るほど。安心して使える海外業者があるのも事実ですが、海外の業者を利用する際は事前にトラブルのない業者かどうかの調査が必要です。

 

バイナリーオプション詐欺が多発、海外利用時は注意が必要

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「海外業者のほうが稼げる」「海外業者の方が取引が簡単」これは確かな事実です。

利益面や取引効率を考えると海外業者で取引をしたいという投資家が多いですが、結果的に海外業者間とのトラブル急増につながっているため、海外のバイナリーオプション業者を利用する際には注意しておかなければなりません。

最近では導入の審査が厳しく、詐欺業者には行えないという観点からNETELLER決済が使える業者なら安心して使えるという傾向があるので、安全に使える業者を探している方はNETELLER決済を基準にしてみると良いでしょう。

▼NETELLER決済を導入している安心出来る業者は下記のサイトにまとめられていました

一部の業者では出金に高いハードルがあったり、出金対応してもらえないなどの被害報告も出ているため、出金関係で信頼出来る業者を使う事がトラブルに巻き込まれないコツです。

 

利益率を度外視するなら安全な国内業者を使え!

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 また、「利益率よりまずは安全第一だ!」と言う方は無理に海外業者を利用する必要ありません。国内業者の場合は金融庁の管轄の元、サービスを提供しているため安全に取引を行う事が出来るでしょう。

しかし、前述した通り"海外業者に比べて国内業者は稼ぎにくい"と言うデメリットがあります。ギャンブル性の高い海外業者のバイナリーオプションと比較して、国内業者は投資の色が強いため、初心者には敷居が高く感じるかもしれません。

▼国内業者を探す場合は以下のようなサイトを参考にしてみると良いでしょう

日本国内バイナリーオプションの比較

日本バイナリーオプション最新情報比較

国内バイナリーオプション業者比較2015年10月版 - TimerTrader (MT4 EA)

価格.com - バイナリーオプション比較(ペイアウト・取引時間一覧等)

 

なぜ海外業者を利用する人が多いのか?

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そもそも、安全に取引が出来る国内業者があるのに多くの投資家はなぜ海外業者を利用するのか? と疑問を抱く方も少なくないでしょう。アフィリエイターによる過度なステマ、広告代理店の誇大広告などの要素があったとしても、それほど海外業者に人気が偏るとも考えられません。

そこで、海外業者と国内業者がどのように違うのかを比較してみましょう。

国内業者

【メリット】
・全ての国内業者が金融庁登録業者で信託保全が整っている
・国内送金という事もあり、出金対応が早い
・基本的にバイナリー単体での運営を行っていないため、FXと併用して取引できる
・全ての業者において転売が可能なため、投資金全額損失というリスクを避けることができる
【デメリット】
・基本的に入金は銀行送金のみで、クレジットカード等の入金方法が利用不可
・1回の取引は2時間以上と決められており、利益率が低い
・通貨ペア、取引ルールが少なく、取引の自由度が低い
・二者択一の取引ではないため、投資未経験者が利益を得るには難易度が高い
・口座開設に時間がかかり、投資に対する知識の有無と問う”知識確認テスト”が導入されている
(※知識認識テストは1日に1回受けることができ、合格すれば口座開設が可能となります。)

海外業者

【メリット】
・1分や30秒と言った短時間の取引が可能で利益率が高い
・基本的に二者択一の選択式投資なので未経験者でも気軽に始めることができる
・口座開設時間が平均約5分、身分証明書等不要
・クレジットカード決済対応
・国内業者にはないサービス、キャンペーン等が豊富
【デメリット】
金融庁の認可を受けていない業者が殆どで、基本的に信託保全がない
・一部悪質な業者が存在し、トラブルに陥る可能性がある
・出金申請後、着金まで時間がかかる場合がある

これを見てわかるのが、海外業者の方が取引時間が短くて利益率が高いということ。海外業者は出金への制限があるものの、投資の始めやすさや初心者に向いているという点で国内業者より海外業者のほうが支持されているのかもしれません。

それぞれのメリットとデメリットをしっかり把握したうえで、自分に合った業者を選択するのが大事です。