バイナリーオプション攻略ブログ

詐欺まがいなバイナリーオプション業者、危険なバイナリーオプション業者は徹底回避がモットー!優良業者で正しく稼ごう。

バイナリーオプションの被害、トラブルについて

海外バイナリーオプション業者は全て詐欺業者なのか?

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近年では「海外業者の方が稼ぎやすい」という理由から海外バイナリーオプション業者を利用する方が増え、それに伴い業者とのトラブル報告や被害報告が増えています。

もちろん海外に運営拠点を置く業者の全てが危ない業者というわけではありませんが、国民生活センターが海外業者の利用に対する注意を行う事態にまでなっているため、海外業者を利用する際はトラブルに巻き込まれないようにする知識が必要です。

ただここで一つ覚えておかなければならないのは、"海外業者=詐欺業者ではない"という事。悪態をつく一部の海外業者の影響で海外業者全体が「悪」というレッテルを貼られてしまっていますが、海外業者の中にも安心して利用できる業者多く存在するのです。

しかし、投資家としては稼げる業者で取引したいという気持ちが本音なわけですから、海外業者を利用する際はどのようなトラブルや被害が多いのか、もしくはトラブルをどのように回避するかという基礎的な知識をしっかり身に付けておかなければなりません。

 

よくある海外業者間とのトラブルってなに?

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そもそも海外のバイナリーオプション業者を利用することで、どのようなトラブル被害に巻き込まれるケースが多いのかを見ていきましょう。

【事例1】
 無料掲示板で「100万円ぐらいなら稼ぎ方教えます」という書き込みを見て、その書き込みをした女性に連絡をした。すると、その女性から連絡があり「いくら稼ぎたいか」と聞かれたので「70万円」と答えると、「私は今まで8,000万円ほど稼いでいるので簡単に稼げますよ」と言われた。その後、海外業者のサイトのアドレスが記載されたメールが送られてきたので、すぐに記載されたアドレスにアクセスして、氏名や生年月日、クレジットカード番号を入力し、サイト内のバイナリーオプション取引口座を開設した。最初に1万円を入金して取引を開始した。
 しかし、すぐに残金がなくなったため決済を繰り返したが、もうけることはできなかった。その後もお金を取り戻そうと取引を繰り返したが、残金がわずかになり不安になった。これまでの投資総額約50万円を返してほしい。
(2014年6月受付 20歳代 男性)

【事例2】
 ネットに「簡単に誰でももうかる」と書かれていたので、興味を持ち海外のバイナリーオプションのサイトに連絡した。サイトから電話が入り、担当者から「投資金額に応じて、サイトが同じ金額をプレゼントする」と言われた。10万円入れたら20万円分取引ができるので、元金がなくなる前に止めれば損はしないと思い、クレジット一括払いでバイナリーオプション取引に10万円投資した。
 ところが、途中で止めようと思い電話すると、「600万円分の取引をしないと解約できない」と言われた。とてもそんな取引はできないので「解約する」と言うと、解約担当に電話するよう言われた。解約担当に電話をすると、「解約には、免許証、公共料金の領収書、クレジットカードの両面を写真に撮って送るように」と言われ、言われるままに送ってしまった。その後は解約担当に電話してもつながらず、だまされたと思った。どうしても10万円取り返したい。クレジット会社に電話すると、「請求を止めることはできない」と言われた。どうしたらよいか。
(2014年8月受付 40歳代 女性)

 【事例3】
 SNSで「もうかる」との記載を見て、海外業者とFX(外国為替証拠金取引)のような取引をした。代金はクレジットカードで支払った。円相場が高くなるか低くなるかを予想するバイナリーオプション取引で、業者のホームページ上に円の相場状況が示される。しかし、リアルタイムの情報ではないようで不審だった。業者のホームページに作った自分の口座からお金を引き出したいと依頼したが、払ってくれない。業者の電話番号、住所は不明だ。その後、業者は無登録業者(注3)で、財務局から警告書(注4)が出ていることが判明した。解約したい。
(2014年8月受付 30歳代 男性)

 こちらは国民生活センターのサイトないで紹介されている実際に起こったトラブルの事例です。

【事例1】に関しては海外業者に問題があるというよりアフィリエイターとの問題で、悪い言い方をすれば「取引負けたからなかった事にしたい」と言ってるのと同じこと。これは業者とのトラブルではない気がするのでスルーしますが、主なトラブルとなっているのは【事例2】にある出金関係でしょう。

実は、「●●円分の取引実績がないと出金できない」というのは海外業者特有のもので、国内業者には存在しないボーナスシステムを採用している事が投資家との間に相違を招いてしまっています。

そもそもボーナスシステムとは入金額に対して提供されるものが殆どで、受け取ったボーナス金額は取引に利用することが可能です。【事例2】にも記載してあるとおり、10万円の入金を行ったらボーナス分の10万円が別途で追加され、20万円分の取引を行う事が出来るようになります。しかし、このボーナスを"無条件でお金が増えるもの"と勘違いして受け取ってしまうと、業者とのトラブルに巻き込まれ兼ねません。

 

ボーナスとは"無条件でお金が増える"ものじゃないのか!?

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結論から述べるとボーナス=無条件でお金が増えるものではありません。

考えても見て下さい。仮に入金しただけで資金が増えるなら、それを取引を行わずに出金してしまえば無条件で利益を得ることが可能となってしまいます。もっと言えば、入出金を繰り返すだけで資産は無制限に増やす事も出来るのです!しかし・・・当然ながらそんな事はできませんww

それができれば不労所得生活なんて夢ではなく現実になるわけですが、世の中そんな甘くないです。受け取ったボーナスは無条件で出金できないように、海外業者はボーナス付与と同時に出金に一定の条件を儲けてボーナスの濫用防止を行っています。

一定の条件が"取引実績"となる

ボーナスを受け取った際に発生する一定の条件とは何か。実はそれが【事例2】で挙げられているる「●●円分の取引を行わないと出金できない」という部分です。そのため無知でボーナスを受け取り、無条件で出金できるもの勘違いしてしまった場合はトラブルに発展する恐れがありますので、出金条件を予め確認するように心掛けることが大切です。

ボーナスの所持権はどこにあるの?

そうなると気になるのが付与されたボーナス額はどこに所持の権利があるのかという点ですが、実のところボーナスを受け取った際の出金条件を達成するまでは業者側に帰属しています。つまり、仮に不正や濫用が発覚した場合ボーナス事態を取り消す権利を業者側が所持しているのです。

実際のところ受け取ったボーナスは投資家が自由に使う事が出来るため、投資家からすると"自分のお金"という感覚があるかもしれませんが、出金条件を達成するまでは業者側のものだということを覚えておきましょう。

※豆知識※

ボーナスは業者に帰属するため、入金分までの金額ならボーナス条件達成前でも出金できる海外業者も多く存在します。そのため、仮に利益が出ている状況でも利益額はあくまで"業者に帰属しているボーナス額で捻出した利益"ということで出金できない場合があります。

 

財務省から警告が出ている業者ってなに?

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最後に【事例3】に書かれている無登録業者で、財務局から警告書が送られている業者という点について触れておこうと思います。

そもそも日本国内では海外所在業者であったとしても、日本の居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品取引を業として行う場合は、金融商品取引業の登録が必要であると義務付けられており、登録を受けずに金融商品取引業を行うことは禁止されています。

簡単に言えば、「日本在住の人にサービス提供するなら日本の法律守れよ!」ということ。つまり、その点で海外業者に金融商品取引業の登録をしてくれという警告を送っているというわけです。

日本のお偉いさん「海外業者でも日本在住の人にサービスを提供するなら日本の決めた法律の元で認可を取ってからやってくれ(# ゚Д゚)」

海外業者「Why?ボクらはボクらの国の法律のもとでやってるからYOUの国の法律押し付けられても困るヨー(^q^)」

日本のお偉いさん「それなら日本人が利用出来ないように日本語のプラットフォームは作るな!!(●`ε´●)」

海外業者「海外在住の日本語利用者(日本人)はYOUの国の法律関係ないヨー!何ワケわからない事言ってるのー( ゚д゚)ポカーン」

 

実際のやり取りはわかりませんが、おそらくこんな感じではないでしょうか。財務省から警告が出ている業者を詐欺業者と勘違いしている人がいますが、実際のところは日本人にサービスを提供するなら正式な手順でやってくれとお願いしているというのが正しい解釈です。

海外業者はなぜ金融取引業の登録をしないの?

ここで素朴な疑問を持った方もいるかもしれません。財務省から警告が出ているならなぜ登録しないのか?という問題です。答えは簡単で、日本の法律(金融商品に対する法律)は他の国の法律と比較しても厳しくてハードルが高いからです。

日本水準までサービスの質を落としてしまうと海外業者の旨味である本来のサービスをユーザーに提供できなくなるってわけですね。┐(´д`)┌ヤレヤレ

無登録業者を利用するデメリット

デメリットはトラブルが起きやすいと言う事に尽きます。日本の業者の場合、日本の厳しい水準をクリアしたうえでサービスを提供している(バイナリー事態の魅力は薄れますが・・・)ためトラブルに発展するような事は殆どありませんが、海外業者の場合は様々なトラブルが想定されます。

また、万が一業者が倒産した場合などの信託保全も整って居ない海外業者もあるため、海外業者を利用する際は予め細かいリサーチや資金管理方法を確立させておかなければなりません。

 

以上、本日は海外バイナリーオプション業者の被害やトラブルについてまとめてみました。